「いい家」ブログ すみここち

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空気をきれいに保つ秘密(その2)

「いい家」をつくる会では、換気がきれいな空気を供給し続ける条件
として、以下の3つを挙げています。

1.給気用のダクトが汚れにくく、点検しやすく、掃除ができること。
2.機械の性能が良く、音が静かで、ランニングコストが安く
  安全であること。
3.定期的にフィルターを掃除する人がいること。

先の「空気をきれいに保つ秘密(その1)」では、上記3.についての
具体的な内容をご紹介させて頂きました。
よりよいシステムには、その商品としてのモノの条件と、運用する
ヒトの条件とが組み合わさって、高いパフォーマンスを発揮する
という場合が多いですね。

さて、それでは改めて私の方では空気をきれいに保つ秘密
その2として
「給気ダクトが汚れにくい構造となっていること」
をご紹介します。

家は「建てたら終わり」ではありません。
建てたところから家の一生は始まります。
完成直後はもちろんどんな家でもきれいに仕上がっているものです。
換気のダクト内も当然きれいになっているものです。
ですが、5年、10年とお住まいされるうちに、だんだんと汚れてくる
はずです。(換気のしくみ比較)
多くのお宅では、もしも給気ダクトを使っている家であれば、その
汚れたダクトを掃除できる構えにはなっていないものと思われます。
掃除ができることはもちろん大事な要素ですが、そもそもは「汚れ
にくいつくりになっている」というところがポイントです。

センターダクトは大口径で直線的。
曲がるところがないので、汚れが溜まるということが起きにくい。
曲がるところがないので、給気をストレスなく送ることができる。
ダクト経路上での給気のストレスがないので、システム上に
「フィルター」を入れることができる。
フィルターで外気を浄化してからダクトで送る。
結果、システム全体が汚れにくい構造となる。
そして万が一、汚れたとしても点検口から掃除することができる。

(工事中のセンターダクト)

また詳しくご紹介したいと思います。

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