「いい家」ブログ すみここち

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浄水器と整水器

家づくりのご計画とあわせて、浄水器の設置をご検討の方もいらっしゃると思います。
一般的に「浄水器」と言われるものですが、大きくは、浄水器と整水器に分けられます。
 
まず「浄水器」は、水道水をフィルターでろ過して余分な物質を取り除く(または減らす)ことで
キレイな水=浄水をつくります。
水道水に含まれる残留塩素やカルキ臭、カビ臭などを除去して「安全な水」をつくる装置と言えます。
 
そして「整水器」は、「安全な水」にプラスして、「健康的な水」をつくる装置と言えます。
整水器は、浄水に電気を与え、アルカリイオン水と酸性水に電気分解します。
アルカリイオン水には、電気分解によって発生する水素が多く含まれています。
水素は、体内の活性酸素と結びつくことによって還元されます。
体内の活性酸素は病気のもととも言われ、これを消すことを目的としたサプリメントが抗酸化食品として
注目されていますが、アルカリイオン還元水はこれと同じようなはたらきをします。
また、水の電気分解によって副次的に酸性イオン水が生成されます。
酸性イオン水は、洗顔や洗い物にお使いいただけ、特にお肌を引き締める効果があるといわれています。
 
当社の「住み心地体感ハウス」には、後者の「整水器」のなかでも特に医療への応用も可能な水として
有名な、日本トリムの電解還元水整水器を設置しています。
体感ハウスご見学の際には、ぜひこの「トリムの水」でお入れしたコーヒーをお試しくださいませ。

trim.jpg







トリムの専用水栓。
整水器本体はキッチンのシンク下に設置されています。

体感ハウスの体感見学、増えてます!

このところ、体感ハウスご来館のお客様が増えています。
先週末は、土曜に2組様、日曜に1組様のご来館を頂きました。
今週末は、土曜に1組様ご来館の予定です。

たくさんの方にご注目頂き、本当にありがとうございます。

ところで、これから家づくりをお考えの皆様は、「住宅展示場の見方」ってご存知でしょうか?
ていねいな仕事をしているか、品質と価格のバランスは適切か、は当然ですが
これってしかし、「展示場」ならいくらでもいいように「見せられる」んですよね。
新車を見に行って、ピカピカにしていないお店って、ないですもんね。
だから、それはそれとして…

当社の体感ハウスは、ただ見るだけの「展示場」ではございません。
「住み心地をご体感して頂くための施設」です。
インテリアへのご興味が高い方は、ぜひいろいろご覧になってください。
便利な設備にご興味が高い方は、ぜひ実際に触れてみてください。
これらも「住み心地」の大事な要素です。

そして、床下と小屋裏を必ずのぞいてみてください。
実際の建物の床下や小屋裏をわざわざ見てくれと言う展示場って、めずらしくないです?
それは、「あまり見せられないから…」

換気扇のお手入れ方法もぜひお聞きください。
換気扇は、高気密高断熱の家にはなくてはならない装置です。
もしも説明がないとしたら、それってホントはお手入れがしにくいから?

「住宅の営業マンは、真実を知ったら売れなくなる。」
「住宅展示場にはとかくいい家はない。あるのは「いい家」と錯覚させる様々な仕掛けと、
巧みなトークである。」
『「いい家」が欲しい。』の本の最初にある言葉です。

五感を生かして、気になることはどんどん質問してみてください。
きっと皆様のお役に立てると思います。

(なお、ご見学にはご予約をお願いいたしております。
 メールかお電話でご連絡くださいませ。
 また実際に生活しておりますもので、多少散らかっていましてもご容赦くださいませ。)

タッチレス水栓

当社の体感ハウスには、いくつかの最新鋭設備が導入されいていますが、今日は
そのひとつの「タッチレス水栓」をご紹介します。

水栓の先端にセンサーが内蔵されていて、手をかざすだけで吐水、止水ができる
というスグレモノ。
suisen01.jpg






先端の黒い部分にセンサーがあります。

suisen02.jpg






センサーに手をかざすと水が出ます。

調理中、手が汚れているときに水を出すと、普通はハンドルを触りますからハンドルが
汚れます。
センサー式のタッチレス水栓なら、ハンドルに触らずに水が出せるのでとても便利!
またセンサーはハンドルより手前にあるので、奥まで手を伸ばさなくてもらくらく操作。
でも、センサーって、ちゃんと反応するの?
ぜひ体感ハウスでご体感を!

水栓金具って、こだわると結構ハマるんですよね。
デザインもいろいろあって。
曲線が優美なグースネックやモダンな印象の直線的なもの。
機能としては、キッチン水栓なら、シャワー機能はあった方がいいと思いますね。
洗いもののときに水しぶきが飛びにくくて便利です。
また浄水器内蔵というものもあります。
これは、調理用の水も浄水器を通した水が手軽に使えて便利ですが、ヘッドが少し重く
なります。ホースを伸ばして使うことが多い方は注意かも。
ホースが必要かどうかは、意見が分かれますね。シンクの奥まで水が届いて便利という
意見もあれば、あまり使わないしホースが濡れると不衛生では?という意見も。
デザイン、機能、価格、いろいろですのでぜひ吟味して選びたいところですね。

食洗機の選び方

食洗機(しょくせんき)。
正しくは「食器洗い機」。
現在は、食器を洗い終えた後に乾燥までする「食器洗い乾燥機」が主流です。
この食洗機、扉の開き方で大きく二つに分かれます。
ひとつは「プルオープン」で、もうひとつは「フロントオープン」。
近年、日本のメーカーは「プルオープン」に力が入っていて、「フロントオープン」はだいぶ少数派になりつつありますが、せっかくですので、それらの特徴をご紹介したいと思います。
 
まず、近年主流となっている「プルオープン」。
引出しのような形状から「引出し式」とも言われます。
最近はこの引出しが、以前よりも大きく引き出せるようになって「FULLオープン」と呼んでいるメーカーもあるようです。
さて、この引出し型の「プルオープン」。
なぜこれが主流となってきているのか?
その背景には、「安心」とか「らく」とかがあるように思います。
これは「フロントオープンと比べて」の比較論。
 
フロントオープンは、その扉を前へ大きく倒して開きます。
食器の残飯をシンクに捨て、時には水で軽く流し、食洗機へ入れようとするときに、フロントオープンですと、かなり距離感があって、食器の水や汁が床に落ちないだろうかという不安に駆られます。
プルオープンですと、この距離感が小さくて「安心」な感じがするようです。
また、フロントオープンは、食器を入れる際にかがみこむ動作が必要になりますが、プルオープンですと、立ったまま入れられて、「らく」な感じがするようです。
 
(↑近年主流のプルオープン)

そんな一見「とても便利!」に見えるプルオープンですが、実は世界的に見ると、プルオープンが主流なのは日本だけのようです。
欧米諸国では、食洗機はフロントオープンだけだそうです。
「さすがジャパニーズ、目の付け所が違う!」という評価もアリですが、なぜなんでしょう?
 
さて、ではフロントオープン派の意見はこうです。
まずは「たくさん入る」。
通常、食洗機のユニットは幅が45cm。
この幅の中に、プルオープンは「水が漏れない引出し」を設置するわけですから、どうしてもその引出し自体に有効寸法がとられ、内容量が減ってしまいます。
1回の食事でたくさんの食器を使われるご家庭で、プルオープン型をご採用の場合は、通常の45cm幅のワンサイズ上、60cm幅もご検討されるとよいかと思われます。
ですが、食洗機の幅を拡げますとその分、他が圧縮されます。
同じ45cm幅の中では、プルオープンよりもフロントオープンの方がたくさん入るということになります。
 
そして「食器の入れ方」の問題。
引出し型のプルオープンは、どうしても引出しの底の方から入れていきます。
下のほうに大きな皿を入れ、上にコップ類、はし・スプーンといった小物を入れるという使い方になります。
ここに「大きいものから小さいもの」と、順番に入れなければならないという使い方の配慮が必要となります。
フロントオープンは、開いた扉の上に内部のカゴを出せるので、入れる順番はわりと融通が利きます。
また逆に、入れた食器の「出し方」にも同じようなことが言えます。
プルオープンは、引き出しの上段の食器をどけないと下の食器が出せないのですが、フロントオープンですと、カゴの横からでも下の食器をとり出すことができます。

 (↑出し入れの順序を問わないフロントオープン)
  
そして食洗機にこだわる奥様方に時々ご相談いただくのが「ミーレ」の食洗機。
これはフロントオープンの代名詞みたいに言われるものですが、
とにかく他にないのが、「カトラリートレイ」と呼ばれる小物用のカゴ。
はしやスプーン、調理用の小道具なんかがずらっと並べられて、これは便利と思われます。
ただし、海外製品にはひとつ国内製品とおおきく違う点があります。
それは「乾燥機能がない」ことです。
日本の食洗機は「食器洗い乾燥機」なのに、海外では「食器洗い機」なんですね。
不思議ですね。
「乾燥がないと困るでしょ?」というところなのですが、海外では洗い終わった後は、その余熱で、扉を開けて乾燥させるというのが一般的です。

 (↑はしなど小物を並べられるカトラリートレイが特徴的なミーレ)
  
当社の「住み心地体感ハウス」では、ミーレの食洗機を設置しています。
ぜひこんなところもご覧になってくださいませ。

SHEを中心とした家づくり

「高気密・高断熱の家」というと、つい「性能」ばかりが重視されていたように思います。

気密性能を表すC値、断熱性能を表すQ値…。
それは、数値、データばかりを競う家づくりへと発展し、
やがて、家族みんなで考えるべきはずの「家づくり」というものが
いつしか「難しいもの」→「お父さんの仕事」となってしまうような…。
本当は、その家で一番長い時間を過ごすはずの「お母さん」
本当は、家の中で一番笑顔でいてほしいお母さんの生活を考えることが
いつの間にか家づくりの考えの中から、外へ追いやられてしまう…。
「お母さんはキッチンだけ考えといて」みたいな
そんなことはないでしょうか。

「SA-SHEの家」はSHE(彼女、奥様、お母さん)の家。
高性能がお母さんの家事をラクにする
お母さんが安心して、快適に生活ができるを家づくりを考えていきたいです。

北新建工の「住み心地体感ハウス」の間取りは
そんな、お母さんの住み心地を考えています。SHEnoIE.JPG










お母さんは、キッチン周辺でもっとも長い時間を過ごすと考えられます。
だから、ここを一番に考える。
「日が当たる、明るいキッチンがいいな」
「遊んでいる子供たちがいつも目に入ると安心だわ」
「水周りはコンパクトに、集中していると便利そう」
「洗濯物は乾いたらすぐにしまえる位置にクローゼットがあるといいかも」
そんな思いを、間取りに反映しました。

「そう、そう!」と共感して頂けるお母様、ぜひ実際に当社の体感ハウスのキッチンに立って、「なるほど~」を
ご体感ください。

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HN:北川 剛
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