「いい家」ブログ すみここち

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家づくりナビ2016 09-10号発売

家づくりナビ2016年09-10号が発売になりました。
今回の巻頭特集は
「ひかりとあかりを巧みに操るプランルール 昼の顔、夜の顔」。


この特集では「窓」が大きなキーワードになっています。
大きな窓は、室内側からすると開放的で外の光が入りやすく、明るい家づくりには欠かせません。
また照明のつけ方や色の選び方、カーテンの色や有無などで、夜の外観も大きく変わり、その印象によっては住む人となりまでをも創造させてしまいますね。
そんな景観や印象に大きな影響力のある「窓」ですが、 一方で、大きな窓は家の断熱性能に対しての影響も大きく、住み心地の良し悪しに大きく関わってきます。
過去に私のご担当したお客様に、「窓は温熱的には悪いことしかない、北新の家は換気もしっかりできているんだし、窓はもはやいらないだろう、とにかくできるだけ小さくしてほしい!」という極端なお客様もいらっしゃいました…。^_^;ゞ
実際は、窓には「採光」という法律上の規定もありまして、居室においては「窓無しの部屋」はつくれません。
これは、衛生上の観点からくるものです。
この特集のなかでは「光を感じる暮らしが心も身体も元気にする」と言っておられる先生もありますが、まさにこの観点が「採光」の意味するところです。
そんなお話しもさせて頂きながら、また窓を小さくしたときのイメージ図なども見て頂いたりしながら、「やっぱりないな」とはなりましたが。。。
しかしそうは言っても、やはり確かに窓は温熱的には「負荷」となり得ることは間違いありません。
かつては北海道向けとされていたトリプルサッシも、今では普通にお客様の方からでもお話しの上がるような時代です。
とにかくまずは、できるだけ断熱性能の高い窓を選ぶ…ということにはなってきます。

ですが、では窓の気密・断熱性能さえ上がれば「住み心地」がよくなるのか?ということが重要です。
上質な住み心地には、換気と冷暖房を忘れてはなりません。
『「いい家」が欲しい。』の著者は、折しも昨日のコラムで「あたらしい家づくりの教科書」(新建新聞社)という本を取り上げて以下のようにも言っています。
「あたらしい家づくりの教科書」のウソ
ぜひまたご参考ください。

家づくりナビ、当社の事例はP.252に掲載されています。

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