「いい家」ブログ すみここち

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断熱施工の現状

先日届けられたある情報誌に興味深い資料が掲載されていました。

これによると、木造住宅の大部分が天井断熱、外壁の充填断熱
いわゆる「内断熱」でつくられているものと見てとれます。
これに対し私たちのような「外断熱」は概ね1割。
まだまだ少数派です。

そして注目は
「今まで正しく施工していなかったところ」
という問いに対し
「気流止めの施工」「筋かい部への施工」がそれぞれなんと
3割以上にもなっています。
気流止めの施工…
筋かい部への施工…
皆さんはこれが何だかお分かりになりますでしょうか。

この2点は明らかに綿状断熱材を使用するときに
注意するべき大事なところです。
にもかかわらず、
正しく施工されていなかった…
日ごろ施工が難しいと感じている…
こんなことで、はたしていいのでしょうか。
まだまだこのような断熱不良の建物がつくり続けられている
現状を、私たちはまず認識しなければなりません。
綿状断熱材で、気流止めや筋かい部の施工が正しく行われて
いなかったら…
おそらく基礎の外周部には「換気口」が設けられてあり
床下の通気をよくする造りになっているはずです。
すると、冬になるたび外部からの冷気がどんどん建物内に取り
込まれ、いずれそのうち普段目にすることのない床下や壁の中
で発生する「内部結露」に悩まされる家になってしまいます。
「Q値〇〇!」と声高に叫んでも
計算上の数値で示される「断熱性能」では測れない部分である
ことも見逃せません。
ぜひご参考に。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/48e06167dedb13b64b190001fd83a0b1/1392424510

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