「いい家」ブログ すみここち

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空気をきれいに保つ秘密(その2)

「いい家」をつくる会では、換気がきれいな空気を供給し続ける条件
として、以下の3つを挙げています。

1.給気用のダクトが汚れにくく、点検しやすく、掃除ができること。
2.機械の性能が良く、音が静かで、ランニングコストが安く
  安全であること。
3.定期的にフィルターを掃除する人がいること。

先の「空気をきれいに保つ秘密(その1)」では、上記3.についての
具体的な内容をご紹介させて頂きました。
よりよいシステムには、その商品としてのモノの条件と、運用する
ヒトの条件とが組み合わさって、高いパフォーマンスを発揮する
という場合が多いですね。

さて、それでは改めて私の方では空気をきれいに保つ秘密
その2として
「給気ダクトが汚れにくい構造となっていること」
をご紹介します。

家は「建てたら終わり」ではありません。
建てたところから家の一生は始まります。
完成直後はもちろんどんな家でもきれいに仕上がっているものです。
換気のダクト内も当然きれいになっているものです。
ですが、5年、10年とお住まいされるうちに、だんだんと汚れてくる
はずです。(換気のしくみ比較)
多くのお宅では、もしも給気ダクトを使っている家であれば、その
汚れたダクトを掃除できる構えにはなっていないものと思われます。
掃除ができることはもちろん大事な要素ですが、そもそもは「汚れ
にくいつくりになっている」というところがポイントです。

センターダクトは大口径で直線的。
曲がるところがないので、汚れが溜まるということが起きにくい。
曲がるところがないので、給気をストレスなく送ることができる。
ダクト経路上での給気のストレスがないので、システム上に
「フィルター」を入れることができる。
フィルターで外気を浄化してからダクトで送る。
結果、システム全体が汚れにくい構造となる。
そして万が一、汚れたとしても点検口から掃除することができる。

(工事中のセンターダクト)

また詳しくご紹介したいと思います。

ご来場ありがとうございました

10月5日(土)6(日)の2日間、射水市内にて開催しました
涼温換気・SA-SHEの家 完成体感会へたくさんのご来場
を頂き、誠にありがとうございました。

先月の体感会は、雨、台風と、たいへん悪条件での開催でしたが
今回はとてもいい天気で…良すぎて暑いくらいでした。

温度計も、昨日はこんなでした。
(上:室外気温、下:室内気温)
涼温換気の1台のエアコンで、室内はとっても快適!
ご来場の皆さまにもたいへん分かりやすい見学会日和となりました。

今回建替えのために、工事期間中、仮住まいをされていた施主様は
「いや~、今年の冬は寒かったし、夏は暑かったし、ほんとにたいへん
だったよ」としみじみ語っておいででした。
これでもう、つらい冬と夏から解放されます。
最後に皆で記念撮影をしてお別れしました。
この場を与えてくださいました施主様、本当にありがとうございました。

空気をきれいに保つ秘密(その1)

いい家は、空気がきれいでなければなりません。
そしてそれは、いつまでもずっと続かなければなりません。
では、空気をきれいに保つヒミツとは?

それは…
 (1) まずは「自分でメンテができること」です。

以下は日経ホームビルダーという雑誌の記事からです。

これは新築から8年間、全く掃除がされなかった換気扇内部の
熱交換素子とフィルターです。
ホコリや虫の死骸がびっしりとくっつき、カビがこびり付いています。
「家中がカビ臭い!」という施主様の訴えから、調べてみると
こうなっていたということです。

「換気扇はメンテが重要です。 メンテをしないとこうもなりかねません。
お施主様、しっかりメンテしてください!」
私たち業者がお施主様にそのようにクチで言うのは簡単ですが、
果たしてこうなってしまった原因は施主様だけにあるのでしょうか。

これは『「いい家」が欲しい。』の本の中の挿絵です。
もしも、換気のメンテ方法がこのような家だったとしたら
不安定な脚立の上で、いつ足を踏み外すかもしれない…
万が一、ふたを開けて中から虫でも落ちてきたら…
そんな不安に苛まされながら作業しなければならない家だとしたら
施主様はいつまでも継続的にメンテができるでしょうか。
換気のメンテはもっと安全に、確実にできるつくりになっていなくては
ならないものであると考えます。
私たちは、特にこうしたところに配慮した家づくりを行っています。
これだけではなく、もっともっとたくさんのノウハウがあります。
明日、明後日の体感会、ぜひ会場でご確認くださいませ。

施工例を追加しました

先月完成しました「SA-SHEの家」を1件追加しました。
施工実例「邸別ギャラリー」よりご覧ください。

富山県内初の「涼温換気」バージョンの家です。
当社のお客様の中でもいち早くその優位性をお認め頂き
今回のご採用となりました。

「涼温」とは、冷暖房とはちょっと異なります。
冷房、暖房というと、なんだか力任せに空調しようとするイメージが
わいてきます。
断熱性能が低い家ならば、どうしてもそうなってしまうと思います。
最近ではセンサーが人のいるところを感知して、人に向かって風を
吹かせるというエアコンもありますが、このような機能は他でもなく
家の断熱性能が低いために必要とされる機能なのではないでしょうか。
エアコンの風は、できることなら「肌に当たらない」ほうが快適
なのではないでしょうか。

空調とは、その存在を感じさせないのが上質な空調であると考えます。
換気経路に1台のエアコンを組み込むことで、上質な住み心地を
実現する「涼温換気の家」。
今度の土日、厳しい夏も終わり過ごしやすい季節となってはいますが
工法の仕組みやメンテのしやすさなどのご確認に、ぜひ当社の
完成体感会へおこし下さいませ。

週末は「涼温換気・SA-SHEの家」体感会へ

今週末の10月5日(土)、6日(日)は
涼温換気・SA-SHEの家 完成体感会へぜひお越しください。
   
10月となって、今日もまたとてもいい天気ですね。
気温もとてもすがすがしく、ちょうどいい気候です。
こんな時期に「住み心地が自慢です」という家をぜひご体感ください
というのは大変不利なタイミングでの開催でございまして…^_^;ゞ
折しも昨日の9月30日、消費増税の経過措置の対象となる契約の期限
を迎えまして、家づくりをお考えでした皆さま方はほぼ一息ついて
いらっしゃることでしょう。。。
ですが、「いい家づくり」に期限はありません!
機会さえあれば、こうして見学会を通して、一生懸命家づくりをお考え
の皆さまに少しでもお役にたてる情報のご提供をして参ります。

今回のお宅は「2世帯住宅」。
かなめの涼温ユニットは小屋裏に設置しながらも
日ごろのメンテがしやすいよう、常設階段を採用したプランです。
ぜひ現物をご覧いただき、将来のご参考としてください。
 皆さまのご来場、お待ちいたしております。

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HN:北川 剛
HP:北新建工

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