昨日、東京で開催された「いい家」をつくる会のセミナーに参加してきました。
テーマは、ゼロエネ（ＺＥＨ）時代をどう生き抜くか？
今後、これは大きな問題となることが予想されます。
「いい家」をつくる会の主旨は「住み心地のいい家」。
家は、住み心地がよくなければ意味がありません。
健康で、快適に、末永く暮らせること。
これが一番の目的です。
ところが国は今、ＺＥＨなどの性能がいいことばかりを求めています。
はたして、ＺＥＨの性能がいい家＝住み心地がいい家となるのでしょうか。
作り手は、国が言う基準をとにかく満たさないことには商売ができなくなってしまいますし、お客様からも選ばれることがなくなってしまいますから、とにかくそのことだけ成り立つことを優先する。
すると、住み心地は二の次になってしまう…。
そこで暮らす人が健康かどうかは問わず、とにかく省エネでさえあればいい家…。
こんなことでいいのでしょうか。
環境に負荷を与えない、省エネな家づくりはもちろん大事で、それを否定するものではありませんが、そこだけに特化していくことは、結局は性能競争、価格競争に陥り、しいては住み心地の質の低下を招くことにつながりかねません。
今後、高齢化がますます加速する時代。
少しでも住み心地のいい家が普及し、住む人がいつまでも健康で、病院に通うことが少なくなり、平均寿命と健康寿命を近づけること。
そうして、医療費が削減されることの方がよほど国のためにもなりますし、なによりも住む人がいちばんいいことです。
私たちは、この家づくりを通してお客様の「健康」にお役立ちができ、また社会貢献できていることをとても幸せに思います。
今後も家づくりの優先順位を間違えずに、しっかりと「いい家」づくりに励んで参ります。

3月11日(土)、12日(日)の2日間、射水市海竜町にて開催しました「涼温な家」完成体感会へたくさんの方におこし頂き、誠にありがとうございました。

春の体感会でしたが、天候としては去年の12月の体感会のときよりも外気温が下がる日となり、暖かさの住み心地はよくご体感頂ける日となりました。

以下は12日の朝の様子です。
 
洗面脱衣室


階段

 
2階寝室

日中は日が差して暖かくなりそうでしたので、涼温エアコンは朝でOFFにしましたが、室内は暑いくらいでした。（外の受付は、海からの北風もあってかなり寒かったのですが…。）
なおこちらのお宅は、この後、4月下旬ころまでは個別見学可能です。
当日ご都合が合わずにご見学頂けなかった方は、ぜひまた改めてお問合せ下さいませ。

今週末の3月11日(土)、12日(日)は「涼温な家」完成体感会へぜひお越しください。


内部の様子を少しご案内いたします。



約40坪のほぼ総二階建てで、温熱的にはとても効率的な間取りのお宅です。

今日は県内、図らずも雪の日となりました。
3月の雪でそう長くは続かないとは思いますが、できれば体感会当日も寒い日になって欲しいものです….。^_^;ゞ

寒い日の温かさはあまりご体感頂けなくても、空気をきれいに保つ仕組については十分ご見学頂けます。
ぜひ「住み心地のいい家」の工夫をご見学にお越しくださいませ。
会場への案内図は以下です。
 

家づくりナビ2017年03-04号が発売になります。

今回の巻頭特集は「今どきの欲しい家」。
家づくりナビは2007年に創刊し、長年取材を積み重ねてきて「今、家づくりの考え方が変わってきている」としています。
そこで最近の家づくりのトレンドを　1.スッキリ片付く家　2.みんなが楽しい家　3.光熱費をおさえる家　の3つに分類してまとめています。
しっかりとボリュームのある内容となっていますので、ぜひご参考にされてはと思います。
また第2特集は「雨雪の日もストレスフリーなカーポート・ガレージ」。
これも北陸富山ではとても重要な話題ですね。

なお当社の事例はP.274です。
今回は市街地の限られた敷地での2階リビングのお宅です。

住み心地体感ハウス・安養坊モデルが今週末の2月19日(日)をもって公開終了となります。
冬の寒い時期に気軽にご体感頂ける実例として、皆さまに広くご体感頂いて参りましたが、まだご来場いただいてございません方、またもう一度見たいという方、ございましたらお早めにご一報いただければ幸いです。
詳しくは以下へ。
住み心地体感ハウス・安養坊モデル