11月9日は換気の日
今日、11月9日は「換気の日」です。
以前にもこのブログでご紹介していますが、「いい空気」(いい(11)くう(9)き)の語呂合わせで、1987年(昭和62年)に日本電機工業会によって制定されたものです。
換気が必要なことは頭では分かっていても、冬の寒い日に窓を開けて換気するということはなかなかできることではありません。
また、24時間換気の義務化(平成15年7月)により、新築住宅には何かしらの換気装置が導入されてはきていますが、それが「3種換気」ですとやはり外気はそのまま室内に取り入れることになるので、例えば冬であれば「3種換気」の場合は室内には冷たい外気が入ります。
それだと寒いということで冬のあいだは換気装置をOFFにする…なんていうご家庭もあるかもしれません。
しかしそれでは室内の空気の質は低下し、窓やタンスの裏で結露が起きるという事態も引き起こします。
冬は、とくに熱交換型換気扇である「1種換気」の優位性がよくわかる時期です。
さて、私たちが「涼温な家」で採用しているパナソニックの熱交換型換気扇には「おまかせ自動」という機能があります。
これは、機械が内外温度差を自動で判断して、熱交換気と普通換気を切り替えます。
「今日は内外温度差があるから熱交だな」「温度差がないから普通換気でいいな」を住む人が自分の意志で切り替えることもできますが、これを機械が自動で判断してやってくれます。
さらには、春秋には排気量を減らして室内の気圧を高め、花粉などが室内に入りにくくする、といった機能もついています。
(パナソニック取扱説明書より抜粋)
家づくりはとかく、見ためや価格などに意識が行きやすく、換気のことは気が付かれないままの方も多いように思いますが、快適な環境のためにもぜひご検討頂けたらと思います。
住んでからわかる不満と満足
東大で建築環境が専門の前教授の調査によると、重視した点は1位:間取り 2位:耐震性・構造 3位:冬の暖かさ 4位:デザインだそうで、間取り、耐震性・構造、デザインについては居住後の満足度も上位だそうですが、冬の暖かさについては重視度3位から満足度6位に落ちるそうです。
夏の涼しさについては7位から11位だと。
調査対象は5年以内に新築された方ということで、どちらもそれなりに断熱性能などは配慮されたつくりの家であろうことが想像されるというものですが、それでも調査の結果では温熱環境の満足度は下がるということがあるようです。
住宅展にご来場のお客様でもやはり、まずは見た目の話題になることが多く、とくに春や秋の中間期では「暑さ、寒さ」が体感できず、気がつかないままになりがちのように思います。
まだまだ寒くなりかけたばかりではありますが、今週末の嬉野住宅展では少しでもその「目に見えにくい」ところをお感じ頂ければと思います。
前教授の記事は以下でご覧になれます。
「快適ですこやかに暮らせる家 カギとなるのは住宅性能」
11月2日~4日、嬉野住宅展 最終回です
お隣りのスーパー原信さんは本日オープンし、街はとても活気のある雰囲気になってきました。
少し寒くなってきたこの時期、どこも温度差のない家はやっぱりありがたく感じます。
スーパーでのお買い物ついでにでも、将来の家づくりのご参考にぜひご来場ください。
(11月2日(土)~4日(月祝)以外の日はご予約で見学可能です。ぜひお問合せ下さい。)
人は学んだことしかできない
お子さんがよく「なぜこんな難しい勉強をしなければならないのか」「こんな勉強、将来役に立たない」「足し算と引算さえできればいい」などと言われるでしょう。
そういう時は何と言うか。
私たち教育者は学校で教育を学んだから教師しかできない、
建築士さんは学校で建築を学んだから建築をやっている、
病院のお医者さんは学校で医学を学んだからお医者さんをやっている…。
だとすると、学校で足し算と引算しか学ばなければ、それしかできないのですよ、
人は、学んだことしか将来もできないものなのですよ、と。
家づくりからは少し話題がそれましたが、ぜひ皆さまにもご紹介したいお話しでしたので。
ブログ投稿500件達成
2009年4月25日にブログを開始し、ちょうど10年目。
長きにわたり、ご支援賜り大変ありがとうございます。
初回の投稿では「日々の仕事の中でこれから家づくりをお考えの皆様に、広くお役に立つ情報発信に努めていきたい」と語っておりましたが、どうも大半が体感見学会のご案内となってしまいました…。
今後もその傾向は変わらないかもしれませんが、少しでもまた皆様の家づくりにお役に立てそうな情報を発信して参りたいと思います。
まずは節目の500件を迎えまして、ご支援頂いております皆様に御礼申し上げます。
カレンダー
プロフィール
カテゴリー
最新記事
ブログ内検索
アーカイブ
アクセス解析