「いい家」ブログ すみここち

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センターシャフト設置しました

富山市内で工事中のお宅で、センターシャフトを設置しました。

センターシャフトは「SA-SHEの家」で最も特徴的な部分。
作業に当たる者は、去る5月に松井会長が来社した際に開催した勉強会
5月21日のブログでご紹介)で最前列に座って、その理論や設置方法を
学んだ者です。
さすがに松井会長の話を一番前で聞いていただけあって、
それは現場への熱意となって表れます。
穴のあけ方、シャフトの留め付け方、ダクトの廻し方など、細かい部分にも
気を配って作業をしてくれる、とても頼りになるオトコです。

さて、今回は3棟目の「SA-SHEの家」となりますが
前回までより大型の換気扇の採用により、シャフトの径も大きなものと
なりました。

FKcons03.jpg






納品の様子です。
内部にホコリが入らないようビニールで養生されています。

FKcons04.jpg









2階の設置状況

FKcons05.jpg









1階の設置状況

建物の中心部に設置され、2階屋根裏の換気扇本体から直線的に新鮮空気を給気します。

さて、今週末にはこの特徴的なセンターシャフトを持つ「SA-SHEの家」の
真夏の体感見学会を開催致します。
ぜひその実際をご見学におこしくださいませ。
また、工事中の現場見学も随時お承りいたします。
ホームページをご覧の皆様は、メールででもご相談ください。

施工例、追加しました

施工例、1件追加しました。
当社では「住み心地体感ハウス」に続く、2件目のSA-SHEの家です。
施工実例よりご覧になれます。

蒸し暑い真夏の体感会

いまだ梅雨明けのたよりが聞けないここ北陸ですが
それでも雨の合間に晴れ間がのぞくと、とんでもない暑さに襲われる
今日この頃です。

家づくりをお考えの皆様は、こういう時こそ展示会に参加しましょう。
会場では、家の外にあるエアコンの室外機を見てみましょう。
たとえ室内が涼しくて快適でも、実は室外機がすごい勢いで動いていた
なんていうことでは、とても先が思いやられます。
床下や小屋裏ものぞいて見ましょう。
変な感じはしないものか。
そして換気のしくみも見てみましょう。
将来、長きに渡って維持管理ができる仕組みになっているか。
熱交換といった、省エネに配慮したしくみがあるかどうか。
いろいろと体感してみることが大切です。

さて、
オープンから約半年が経った「住み心地体感ハウス」。
日頃は事前にご予約をいただいてのご見学となっておりますが、
来たる7/25(土)、26(日)の2日間は、
「蒸し暑い真夏の体感会」としまして、皆様に気軽に広くご見学頂ける
日を設けました。
ご予約なしでご見学頂けますので、当日直接会場へおこしください。
この2日間は、海や山へお出かけの前にぜひ「住み心地体感ハウス」へ!

体感見学会に案内地図を掲載しています。

窓はドレーキップがオススメ

「SA-SHEの家」の構成部材のひとつに「樹脂サッシ」があります。
 
樹脂はアルミよりも熱の通しにくさが1000倍も高いと言われ、断熱性能が高く欧米諸国では非常にポピュラーなサッシです。
バリエーションも引違いや開き窓などいろいろありますが、樹脂サッシにはアルミサッシにない特徴的なタイプのサッシがあります。
それは「ドレーキップ」と呼ばれるサッシです。
ドイツ語で、ドレーは回転、キップは倒れる、という意味。
日本語では「内開き内倒し窓」とも言ったりします。
 
 開閉の具合は以下のようになります。
dk01.jpgdk03.jpg
    
    
    
    
    
    
    
  
    
    
    
    
    
    
ハンドルを90度まわすと内開き。
さらにハンドルを90度まわすと内倒し。
見学会で初めてこの窓をご覧になられる方は、皆さん「おぉっ!」と驚かれます。
ハンドルひとつで2通りの開き方をするんですから面白いですよね。
 
外から見るとこんな感じ。
dk04.jpg
    
    
   
   
   
   
   
   
   
どうです?
なんか他の家と違う!っていう感じでしょ。
「うちは樹脂サッシだぞ!」って、ちょっと自慢気な感じ。
知る人ぞ知る、みたいな。
  
窓は、「引違い系」と「開き系」に大別されます。
目指す家づくりが「気密性能の高い家」だとすると、ハンドルでギシっと閉める開き系の窓の方
が有利です。
開き系の窓には、「外開き」や「滑り出し」といった窓もあり、「気密性能」は同等かと思われます。
しかし、「性能」だけでは窓は選べません。
見た目ももちろん大切ですが、やはり「使い方」の問題があります。
それにしても、なんでわざわざ室内側に開くドレーキップがオススメかと言いますと、意外と気付きにくいのですが、実は「網戸」に問題があると思います。
外開き窓の場合、網戸は窓の上の方に巻き取る「ロール網戸」(またはスライド網戸)となります。
 
例えば、窓を開けているとき、網戸は閉めている、という状況を考えます。
さてこの窓を閉めるときはどうなるか。
それは、「網戸を開けてから窓を閉める」ということになります。
すると、たとえば毎晩窓を閉めるとき、網戸に付いた小さな虫がいつもパラパラと家の中に入ってしまう…ということにはならないかと。
指をはじいてペンペンと虫を落とすのでしょうが、どうもちょっと…。
一方、ドレーキップの場合は、網戸は基本的に窓の外側にかかったまま。
網戸には触れずに窓の開閉ができる、という訳です。
 
外開きとドレーキップは、他にも少し使い方が異なるところがあります。
まずは雨。
例えば窓が開いているときに、雨が降ってきたらどうなるか。
ドレーキップですと少々の雨なら大丈夫ですが、外開きですと窓の外も内も濡れてしまいます。
また、雨がやんで窓を開けようとするとどうなるか。
外開きはあまり問題ないですが、ドレーキップは雨に濡れた窓が室内に入り込みますから、これは注意が必要です。
 
次に風。
窓が開いているときに、不意の突風が来たらどうなるか。
ドレーキップは風が窓に当たり、勢いが弱まった風が室内に入りますが、外開きは風が勢いよく室内に入りますし、窓自体も風に煽られてちょっと危ない感じです。
 
住み心地体感ハウスには、ドレーキップの窓がたくさん付いていますので、ぜひ現物を実際に触っていただいて、ご確認頂ければと思います。
また具体的なお打ち合わせが始まりますと図面が描かれてきますが、その図面に何気なく描かれている窓をぜひ担当者とご確認いただきながら、お話しを進めて頂ければと思います。

食洗機の選び方

食洗機(しょくせんき)。
正しくは「食器洗い機」。
現在は、食器を洗い終えた後に乾燥までする「食器洗い乾燥機」が主流です。
この食洗機、扉の開き方で大きく二つに分かれます。
ひとつは「プルオープン」で、もうひとつは「フロントオープン」。
近年、日本のメーカーは「プルオープン」に力が入っていて、「フロントオープン」はだいぶ少数派になりつつありますが、せっかくですので、それらの特徴をご紹介したいと思います。
 
まず、近年主流となっている「プルオープン」。
引出しのような形状から「引出し式」とも言われます。
最近はこの引出しが、以前よりも大きく引き出せるようになって「FULLオープン」と呼んでいるメーカーもあるようです。
さて、この引出し型の「プルオープン」。
なぜこれが主流となってきているのか?
その背景には、「安心」とか「らく」とかがあるように思います。
これは「フロントオープンと比べて」の比較論。
 
フロントオープンは、その扉を前へ大きく倒して開きます。
食器の残飯をシンクに捨て、時には水で軽く流し、食洗機へ入れようとするときに、フロントオープンですと、かなり距離感があって、食器の水や汁が床に落ちないだろうかという不安に駆られます。
プルオープンですと、この距離感が小さくて「安心」な感じがするようです。
また、フロントオープンは、食器を入れる際にかがみこむ動作が必要になりますが、プルオープンですと、立ったまま入れられて、「らく」な感じがするようです。
 
(↑近年主流のプルオープン)

そんな一見「とても便利!」に見えるプルオープンですが、実は世界的に見ると、プルオープンが主流なのは日本だけのようです。
欧米諸国では、食洗機はフロントオープンだけだそうです。
「さすがジャパニーズ、目の付け所が違う!」という評価もアリですが、なぜなんでしょう?
 
さて、ではフロントオープン派の意見はこうです。
まずは「たくさん入る」。
通常、食洗機のユニットは幅が45cm。
この幅の中に、プルオープンは「水が漏れない引出し」を設置するわけですから、どうしてもその引出し自体に有効寸法がとられ、内容量が減ってしまいます。
1回の食事でたくさんの食器を使われるご家庭で、プルオープン型をご採用の場合は、通常の45cm幅のワンサイズ上、60cm幅もご検討されるとよいかと思われます。
ですが、食洗機の幅を拡げますとその分、他が圧縮されます。
同じ45cm幅の中では、プルオープンよりもフロントオープンの方がたくさん入るということになります。
 
そして「食器の入れ方」の問題。
引出し型のプルオープンは、どうしても引出しの底の方から入れていきます。
下のほうに大きな皿を入れ、上にコップ類、はし・スプーンといった小物を入れるという使い方になります。
ここに「大きいものから小さいもの」と、順番に入れなければならないという使い方の配慮が必要となります。
フロントオープンは、開いた扉の上に内部のカゴを出せるので、入れる順番はわりと融通が利きます。
また逆に、入れた食器の「出し方」にも同じようなことが言えます。
プルオープンは、引き出しの上段の食器をどけないと下の食器が出せないのですが、フロントオープンですと、カゴの横からでも下の食器をとり出すことができます。

 (↑出し入れの順序を問わないフロントオープン)
  
そして食洗機にこだわる奥様方に時々ご相談いただくのが「ミーレ」の食洗機。
これはフロントオープンの代名詞みたいに言われるものですが、
とにかく他にないのが、「カトラリートレイ」と呼ばれる小物用のカゴ。
はしやスプーン、調理用の小道具なんかがずらっと並べられて、これは便利と思われます。
ただし、海外製品にはひとつ国内製品とおおきく違う点があります。
それは「乾燥機能がない」ことです。
日本の食洗機は「食器洗い乾燥機」なのに、海外では「食器洗い機」なんですね。
不思議ですね。
「乾燥がないと困るでしょ?」というところなのですが、海外では洗い終わった後は、その余熱で、扉を開けて乾燥させるというのが一般的です。

 (↑はしなど小物を並べられるカトラリートレイが特徴的なミーレ)
  
当社の「住み心地体感ハウス」では、ミーレの食洗機を設置しています。
ぜひこんなところもご覧になってくださいませ。

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