「いい家」ブログ すみここち

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愛犬と暮らす(3)空気の流れる方向

ペットと一緒に暮らすときに、ニオイの問題が考えられます。
気密がしっかりした家で、計画換気がきちんと行われると
室内の空気には一定の流れる方向ができます。
プランニングの際には、これを重視しました。

施主様のご要望は、「ワンちゃん室がいつも見えること」。
ワンちゃん室に置く犬用トイレが常に飼い主の目に入ること、でした。
ワンちゃん室をリビングに隣接して計画すること自体は簡単ですが
隣接すれば、今度はニオイとも隣り合わせということになります。
そこで、ワンちゃん室に排気グリルを設置し、逆に給気グリルは
対角になる位置に設置します。
これで、共用部にあるセンターシャフトの給気グリルから吹き出された
新鮮空気が、リビングを通ってワンちゃん室へ流れるという、空気の
流れに一定の方向性をつくってあげることができます。
KD013.JPG









airflow2.JPG







(センターシャフトからの給気~排気イメージ)

気密がとれていない家では、あちこちのスキマから空気が出たり入ったり
してしまいますので、このように一定の方向をつくることはできません。
気密断熱住宅と、換気の仕組みをうまく考えることで
人とペットの関係もとてもよくなりそうです。
 

 

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