「いい家」ブログ すみここち

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愛犬と暮らす(1)床

今回、見学会を開催しますこちらのお宅を手掛けさせて頂き、
ペットとともに暮らす家について、とても多くのことを学びました。
そのいくつかをご紹介してまいりたいと思います。

ワンちゃんとの共生住宅でまず考えたいのが「床」。
これが「すべる」ということが、ワンちゃんにとってとてもつらい思いを
させてしまいます。
ときどき、室内でワンちゃんを飼っていらっしゃるお宅へ行きますと
元気のいいワンちゃんが奥から走ってきて、勢いで止まれず、すべって
転がったりする姿を拝見します。コミカルな様子につい微笑んでしまいますが
実はワンちゃんにとっては、とても大きなダメージになっているようです。
骨、関節にトラブルをかかえるワンちゃんは意外と多く、日本では犬種に
よっては40%も関節炎を持っているとも言われるようです。

当初、施主K様は「リノリウム系の床材」をお考えでした。
私たちは一般的に「フロアタイル」と呼んでいる床材です。
フロアタイルは、硬質なビニールのようなイメージです。
色や柄も、テラコッタや大理石風、アジアンな籐のようなものなど
いろいろなものがあり、表面は硬くて強く、水にも強いということから
当社では水まわり、トイレや脱衣室では標準的に使用しています。

thtoilet.jpgthutility.jpg









  (当社体感ハウス トイレ と ユーティリティ の様子)

ワンちゃんのよだれやオシッコを考えると、表面が強いフロアタイルは
とても良さそうです。
しかも、表面もわりと凹凸のあるデザインもあり、ものによっては
滑り止めの効果も大いに期待できそうです。
ただ、見た目がどちらかというと石やタイルといった硬質なイメージの
デザインが多く、これをリビングやダイニングといった普段の生活ゾーン
にまで貼ることに対し、K様も「本当はインテリア的にはやわらかい
イメージのほうが…」とのことでした。

そこで、今回は「ペット対応フロア」をご検討いただきました。
KD004.jpg






ポイントは以下の3つ。
1.滑りにくいこと
2.メンテナンスしやすいこと(キズ、汚れに強い)
3.見た目がやわらかい印象(木の感じ)であること
ペットと暮らすことを目的として開発された床材で、これらの条件に
かなりの期待が持てそうです。
今回、この床材をご採用いただくにあたり、展示会で実際に飼って
いらっしゃるワンちゃんに歩いてもらったりして、お決め頂きました。
見学会で、ぜひこちらの床材もご覧いただければと思います。
KD005.jpg





 

 

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