「いい家」ブログ すみここち

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四方校下ふれあい安心マップ

地元・四方(よかた)の自治振興会さんを中心に
「四方校下ふれあい安心マップ」がつくられました。
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昨日、四方地区センターにて「防災学習会」が開催され
ここで配布されました。
学習会では、富山市の防災対策課からご担当の方におこしいただき
「もしもの災害に備えて」という演題でお話しがありました。
「日本全国で、1年間に震度1以上の地震が何回発生していると思いますか?」
なんと、2011年は9,723回だそうです。
そのうち、富山県は76回…。
都道府県の数からみれば、だいぶ少ない感じですが。
ところが、2010年は富山県は11回、2009年は4回、2008年は3回
ということで、地震が少ないとされる富山でも、昨年はとんでもなく
多かったことが分かります。

さて、今、災害対策として多方面でさまざまな試みがされ始めています。
この「安心マップ」もその一環です。
自治振興会さんでは、「ふるさとづくり推進協議会」を立ち上げ
地元の活性化や、災害時の指標となるようにと、このようなマップを
作成されました。
なるほど、防災無線がここにあるんだな
3階建て以上の建物はここなんだな
小学校には耐震性貯水槽※があるんだな
と、いろいろにご家庭でお話し合いされるきっかけになるかと思います。
災害で、救助に役立つのは家族や隣人の「共助」だそうです。
備えとして、まず大切なのは「話し合い」。
問題の共有。そして対策。
私も、少しでもその「共助」が図れるよう
万が一に備えて、家族での話し合いを持とうと思いました。

※耐震性貯水槽
地震発生直後の初期段階における飲料水や消火用水を確保するために
設置される、飲料水兼用の100立法メートル級の貯水槽。

客の好むものを売るな

一昨日、東京での「いい家」をつくる会セミナーに参加してきました。
いい家をつくる会の新年会ともなる今回。
毎回、とてもいい刺激をいただいてきます。
朝から県内はまたいつもの大雪に見舞われて、東京からの飛行機が
なかなか降りられず、「そう言えば去年もそうだったなぁ」と思いながら
1時間遅れで、なんとか出発…。

まず、マツミハウジングさんからの先進的な取組のプレゼン。
新換気がいかに室内の空気を換気しているかを実証する「レーザー可視化」。
特殊な光線を当てることで、室内のホコリの流れを「見える可」。
服をはたいたり、ちょっと布団に入ったりするだけで、室内にはたくさんの
ホコリがまうことを改めてよく理解し、新換気が確実に室内の換気を
果たしている様子が示されました。

このところ、換気の話しばかりとなって行きますが
一方では脈々と、これまでの技術の確認も行われています。
そのひとつに、「完全外断熱」工法で問題となりやすい「シロアリ」の対策。
京都大学さんとの共同研究の成果として、各種の断熱材の蝕害の動画が
披露されました。
そういえば、シロアリの勉強はそれなりにしているつもりではありましたが
実際にどんな食べ方をするのか、ということまでは不勉強でした。
強力なアゴで、グイッ、グイッと食い進んでいく様子は、とても衝撃的です。
一匹が食い破る筋道をつくると、とりまきの仲間がどんどん集まってきて
まるで、「疲れたらハイ交代っ」という規律正しい社会が構成されている
ようでもあり…。
いや、感心している場合ではありません。
「これにやられたら大変だ」ということを実感しました。

そして、会の会長の「客の好むものを売るな。客のためになるものを売れ。」
のはなし。
有名な松下幸之助の言葉ではありますが、なるほど、これらのプレゼンを
見るにつけても、「客のためになるもの」であることには違いないな、と
再確認できました。

客のためになるもの…。
今、家づくりの業界は、新しいキーワードとして「スマートハウス」が脚光を
浴びつつあります。
ですが、よく考えればスマートハウスを構成するパーツ類は言わば家電。
いずれ商品に、簡単にネットワークでつながるようなしくみが標準で搭載されて
販売されるようになることは、容易に考えられそうです。
それはもはや、家づくりとは関係がなく、個人でも簡単に無線LANに接続して
簡単にHEMSを構成できるような時代になってくることでしょう。
やはり、私たち工務店がまずやるべきことは、
お客様に安心してお住まいいただける、しっかりとした器づくりではないか。
これこそがお客様のためになる事ではないか。
そう確信して、また日々勉強を重ね、仕事に反映して行きたいと思います。

実物大カットモデル、設置

昨年末より少しずつ事務所内をリニューアルしてます。
そしてこの度、実物大のカットモデルが完成しました。

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2階ホールの一部を利用して、基礎から壁、屋根まで一見できるものを作りました。
外断熱のつくり、基礎の外断熱のぐあいなど、一目瞭然です。
小屋裏を模して作ったスペースには、実際の換気システムをそのまま設置。
フィルターの交換方法など、メンテナンスの仕方をご確認いただけるようにしています。
さらにすごいのは、実際に動きます
これで、音のぐあいなども感じて頂けます。
事務所でのお客様との打合せに大活躍してくれそうです。

また、階段の大きな壁面を利用して、これまでの施工例の写真を展示しています。
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屋根はなにがいいんだろう?
なるほど、瓦って、こういうふうに見えるんだな
なんていうぐあいにご覧いただけます。
皆さまのご来社、心よりお待ちいたしております。

事務所プチリニューアル

現在、事務所をプチリニューアル中です!
まずは先行して、お客様とのお打合せに利用してます会議室。
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壁に大きなTVを設置しました。
過去の事例写真やインターネットでの検索などに利用できるよう準備中です。

次にトイレ。
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ここも重要ですね。
お打合せがどうしても長時間になりやすいですから
こういう空間も安心してご利用頂けるよう準備したいところです。
便器は、1階にはTOTO製、2階にはINAX製のものを設置してますから
選ばれる前にお試し頂くのもいいですね。

かつて工務店は、ご商談といえばお客様のご自宅へお伺いして…
というものでしたが、最近はよく事務所のほうへもおこし頂けるように
なって参りました。
まだまだ大手さんに比べますと全然行き届きませんが
新年に向けて、少しでも気持ちのいい空間をご提供できますよう
準備してまいります。

「いい家」をつくる会セミナーにて

昨日、東京での「いい家」をつくる会セミナーに参加してきました。
年に3回ほど開催されるこのセミナー。
全国の会員さん方が集まり、先進的な取組をうかがえる
貴重な機会で、毎回楽しみにしています。

今回、一番印象的だったのは、スマートハウスでいい家になるのか
という話題。
今、住宅業界ではもっとも注目されている「スマートハウス」。
猫も杓子も「スマートハウス」。
ともすると、「スマートハウス」とさえ称すれば売れるかのごとく
とも思われます。
しかし、果敢にもこれに切り込んだ、「いい家」をつくる会。

スマートハウスとは
太陽電池、燃料電池、蓄電池を備え、
HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)で
エネルギーの使われ方を見える化し、効率的なエネルギーの
使い方に役立つしくみを持った家。

でも、これさえ導入すれば、住み心地のいい家になるんだろうか?
たしかにこれは、地球の将来、環境を考えれば、大切な事には
違いないでしょう。
だけど、最終的な目的ではないはずでは?
これを優先するがあまり、構造や断熱の仕方、換気の方法が
後回しになってしまったとしたら…。
こういう設備は、後からでもいくらでも考えられるのでは?

私たちが一番に考えるのは、やっぱり住まいする人のための
住み心地。
優先順位を間違えず、これからも家づくりにひたむきに、真摯に
向かって行きたいです。

『「いい家」が欲しい。』は、10月28日に<改訂版>が発行に
なっています。
ぜひ、ご一読くださいませ。

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