「いい家」ブログ すみここち

|HOME| 12<< 01/12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>02

「涼温な家」勉強会

昨日、東京で開催された「涼温な家」勉強会に参加して
来ました。
今回は、「涼温な家」本出版記念勉強会・実務者研修会
ということで、会員各社、社員の方など特に多数参加
されていました。

「涼温な家」を信頼あるものにするために注意すべき
ポイントについて、計画の考え方、工事の仕方、
アフターフォローなど、とても濃い内容の勉強会でした。
この家は、大手ハウスメーカーにはつくれません。
「いい家」をつくる会の会員でなければつくれません。
なぜなら、気が利く者でなければ無理だから。
気を利かせることができて、ダクティングが修正でき
風量の調整ができれば、必ずやお客様のご期待に
お応えできる。
「きれいな空気」を標榜し、住み心地のいい家の根拠が
明確なこの家づくりを、より多くの皆様に知って頂けるよう
日々努めて参りたいと思います。

林修先生講演会

「今でしょ!」でおなじみ、東進ハイスクールの林修先生。
日本生命さんの125周年記念で講演会がありました。

林先生が初めてテレビに出てきたのは2年前くらいでしたでしょうか。
深夜番組を見ていて流れてくるCMに
「いつやるか?今でしょ!」
と言われて、はたと「自分は何をやっているのだろう…」と
思ったものでした。

現代文の講師でありながら、本当は数学が好きだったという林先生。
だとすると数学の先生になるところじゃないの?と言いたくなる
ところですが、実は世の中はそうではないと言われます。
世の中の現象は縦軸と横軸のマトリックスで考えると分かりやすい。
縦軸には「できる」か「できない」か。
横軸には「やりたい・好き」か「やりたくない・嫌い」か。
そしてそれは、対象が社会人か学生かで全く変わってくると。

まずは社会人。
 「仕事」を考えると、縦軸の「できる」か「できない」かしかない
と言われます。
仕事では「好き」か「嫌い」かは問題ではない、と。
その仕事が「好き」で、「できる」という人はそう多くはいなく
もしいたらそれはとても幸せなこと。
サッカーがとにかく好きで、ワールドカップに出られるような人は
とても幸せな人である。
しかし、現実はそう甘くはない。
仕事には満点しかない。
お金を払ってくれる人に対して責任をとれることが必要である。
その仕事が好きか嫌いかとか、やりがいがもてるとか、そんなことは
問題ではない。
いくらやりがいをもっていて、どれだけその教科が好きで
一生懸命教えようとされても、全然合格させてくれない先生に
親は子供を預けようとするだろうか。
そう考えた時に、自分は数学ではなくて、現代文だ!と考えた
のだそうです。

一方、学生に対してはどうか。
これは「好き」か「嫌い」かでいい、ということです。
「できる」か「できない」かはあまり問題ではなく、とにかく好きなこと
を一生懸命やることだと。
勉強が嫌いならばやらなくていいと言われます。
「先生、うちの子は勉強がどうも苦手で…なんとか効率のいい勉強法
ってないですか?」と言ってこられる親御さんがいらっしゃるが
勉強に効率なんてありません、ムダだらけです、と。
たまに、効率よく勉強するとして、とにかくこういう方法でやれ!
と言って、とにかく自分の方法を詰め込む勉強法をする先生がいる。
こういう先生に教えられる子は、確かにすぐに成績を出して
点数がのびて、いい大学に入れるかもしれない。
しかし、社会に出たらダメだ、と。
自分のやり方、解決方法を考えようとすることができない。
だから自分は、いろんな方法を示す。
教科書にアンダーラインを引くにしても、目一杯たくさん引いた場合、
できるだけ引かなかった場合、の両方を示し、さぁ皆さん、自分の必要だ
と思う方法で線を引いてください、という言い方をするのだそうです。
すると学生は、自分なりに考えてそれぞれに線を引き始める。
とにかく面白いと感じられれば、放っておいてもやると。

学生のころは、とにかく好きなこと、やりたいと思うことに打ち込むこと。
そして、自分のやり方、方法を自分の頭で考えることができるようになる
力を育てること。
社会人になれば、好きとか嫌いとかという感情論は横に置いて
とにかく責任のとれる仕事をやりなさい…。
日ごろはそれこそお客様の家づくりに寄せられる思いをただひたすらに
実現したいと思って仕事をさせて頂いてるつもりではありましたが
改めて厳しくもあり、また応援を頂いた思いがしたのと、
また家に帰れば子を育てる親でもあり、これからの将来に向けて
子供たちにどう接していくべきか、ということを再認識させて頂いた
とてもいい時間を頂きました。

エアコン試運転のオススメ

今日は県内とてもよく晴れ渡って、いいお天気ですね。
予報では、明日は30℃にもなると言われていますね。

さて例年この時期、このブログでもご案内しておりますが
エアコン試運転のオススメのご案内です。
エアコンは季節ものでして、使われ始めの時期はどのお宅でもほぼ同じ。
夏が来て、暑くなったら使われ始めるというものですが、機械の調子が
悪いことに気が付くのも、だいたいこの時期に集中するそうです。
すると、エアコン業者はこの時期とても忙しくなり、電話をしても
なかなかすぐには来てもらえない…、ということが起こり得ます。

シーズン前のこの時期に、試運転を兼ねてエアコンのスイッチを一度ON
にしてみるのはいかがでしょう。
合せて、フィルターのメンテもご確認ですね。
快適な夏に向けての一工夫でした。

しなやかな人間に~大塚監督

富山第一高校サッカー部の大塚一郎監督と言えば、もはや全国的にも
その名を知らない人はいないくらいでしょう。
今年の1月、第92回全国高校サッカー選手権大会で、見事優勝に導いた
世紀の大監督。
そんなスーパースターが今日、地元の四方小学校に来てくださいました。
小学校のPTAさんの「家庭教育学級」という企画の講師としておこし
頂きました。

監督は、どうやってこの偉業を達成したのか。
他校のチームは県外からもたくさんの優れた選手を入れて闘っている
というのに、富山第一高校はそのほとんどが地元の子供たち。
大塚監督は、地元の子供たちでも「やればできる!」ということを
真に証明してみせました。
TVの視聴率はなんと68%!
いかに富山県全体が応援していたかが見てとれます。

さて、さすがの名監督。
ただ練習をやっているというのではないのですね。当たり前ですが。
まずはTHIS IS TOMIICHI。これ、もはや超有名ですよね。
ひとつの目標に皆でタッチして試合に臨む。
小学校の正面に貼ってある校章にタッチして、毎日登校したら
成績も上がるかな?

そしてダイヤモンドナイン。勝つための9か条。
日本一になるために必要なことは何か?
これを子供たちで考える。子供たちを尊重し、自分で考えさせる。
答えは与えない。あくまで子供たちを主体的に。
ここで大塚監督からの突然の会場へのフリ。
「子供たちの皆さんは何が必要だと思いますか?」
みんな、そわそわし始めます。
そこに指名された某君。「協力!」
おぉ!いい回答ですね。君、いい選手になれるよ。
次、あなた!
すこしためらいながら「全力!」
おぉ!!これまたナイス回答。
柳町小学校出身の大塚監督は、突然、王貞治さんの話をされます。
かつて王さんが柳町小学校でお話しされたそうですが、そのときに
言われた言葉がこの「全力」ということだったそうな。
(王さんのお母さんって、富山の柳町のご出身なんですって、
私、今まで知りませんでした…^_^;ゞ)
だんだん講師と会場の距離が縮まってきます。

海外遠征、プロ2軍との試合、はたまた障害者の方との試合…。
足のないカール君。交通事故で両足をなくした少年。
でもサッカーが好きで、そのチームでは手でサッカーをしているという。
こういう場面にも実際に立ち会わせ、体感させることで心の指導も
しているのだそうです。
映画にもいろんな参考になる場面があり、子供たちとよく見るのだとか。
アル・パチーノのエニイ・ギブン・サンデー。
アメフトを題材にした映画ですが「1インチ」で勝負が分かれると。
スポーツばかりではない、勉強でもそうですよ。
今日、「ここまででいい」とやめてしまったら、明日の試験ではその
やり残したところから出題される、ということがよくあるんですよ。

最後のメッセージは「しなやかな人間になれ」と。
柳町小学校のご出身にかけてのことですが、とてもよく分かります。
四方小学校はどうしたら?というお声には「うーん、海だから
舟のようにかな」と。
また、手品もお好きだそうで、ちょっとした隠し芸でしたが、
子供たちはぎゅーっと監督のもとへ駆け寄っていました。
最後に手品のネタばらしをしてお開きに。

大塚監督様、お忙しいところこんな田舎の小さな学校にまでおこし頂き
気さくにお付き合い頂きまして大変ありがとうございました。

ウッドデッキいろいろ

今度の体感会のお宅はウッドデッキのある家。
そこで、これまでの当社のウッドデッキ施工例の一部をまとめてご紹介
したいと思います。


まずはこちら。
天然木のウッドデッキ。樹種はウリン。
八尾の高台で、東側には富山の町が見下ろせるロケーション。


続いて樹脂デッキの例。
エクステリアメーカーから出されている商品で、こちらは三協立山
のものです。
話題がそれますが、窓に設置されているのはブラインド シャッターです。
日射を遮りながら外気はとり入れることができるという
特殊な窓シャッターです。


こちらも樹脂デッキの例。
建物をコの字型に配置し、中庭部分にデッキをつくっています。
室内から見ると、屋外へ部屋の床が伸びている感じがして
広々とした印象があります。
天気のいい日にはちょっと外で一服…。




こちらはウリン。
折戸風に開く全開放サッシでリビングの外に屋外の部屋が
できたような感じです。




こちらは樹脂デッキ。
以前からみると、樹脂にも木粉が混ぜられた商品が登場してきて
風合いもかなりホンモノっぽくなってきています。
ペットのワンちゃんがここから外へ出やすくなっています。
 



こちらも樹脂デッキ。
庭とリビングをやわらかくつなぐ緩衝帯になります。

ホンモノの木のデッキにするか、樹脂デッキにするか。
これはなかなか迷いどころです。
かつて木のデッキと言えば、レッドシダーが低コストのために
よく使われていましたが、数年もすると朽ちてしまうのが難点で
メーカーの方でも取り扱われなくなってきているようです。
代わって、近年本物の木のデッキというと、上の例のような
ウリンやイペ、ジャラといったハードウッドが増えて来ています。
ハードウッドは、水に入れると沈んでしまうような密度の詰まった
とても硬い木です。
耐候性が高く、特別なメンテがなくても長持ちするものでは
ありますが、「色」は変わってきます。


こちらは最初のお宅の7年後の状態です。
これが本物の風合いというものです。
樹脂デッキはこうはなりません。
また最近の樹脂デッキは、少し古びた風合いもうまく再現して
いかにも本物っぽいものも出てきています。

さて、ウッドデッキはやはり使われるときは天気のいい日。
ところが、真夏の強い日差しの下では、樹脂デッキはかなり
熱くなってしまいます。
気持ちよく裸足で出る!ということができない日が多い
となっては、果たしてどうなんだろう???ですとか。

 
こちらは週末の見学会のお宅です。
桜も見ごろとなってきました。
当日、いいお天気になることを願って…。

カレンダー

12 2025/01 02
1 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

プロフィール

HN:北川 剛
HP:北新建工

ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析