「いい家」ブログ すみここち

|HOME| 03<< 04/123456789101112131415161718192021222324252627282930>>05

安全優良事業場 表彰

建設業労働災害防止協会様より
本日、安全優良事業場として表彰を頂きました。

労働災害の発生状況は、近年、減少の一途をたどっています。しかしながら業種別でみると、建設業の割合が最も高い状況にあります。
私たち建設業者は、この現実を常に意識して作業にあたらなければなりません。お客様の大切な生活の場となる住宅の作業現場で労働災害は決して起こしてはなりません。
労働基準監督署の岡田署長様のお話しにもあった「繰り返しの作業手順の確認」をまた改めて徹底して参りたいと思います。

地震保険の「等地」について

この度の4月14日以降、連続して発生した熊本地震におきましてはまた多くの被害が出てしまいました。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

さて、家づくりにおいては耐震性能への意識がますます高まるなか、今後の備えとしての地震保険についても考えておくことは重要です。
ところがここ富山県においては、おかげさまで全国的に見ても地震は非常に少ない地域であり、人々の意識も低いというのが実情かと思われます。
そして、地震保険においても、以前から富山は保険料率が低い地域に指定されています。

地震保険の保険料は、地域によって「等地」という区分が設定されており、現在は以下のようになっています。

●1等地
岩手県、秋田県、山形県、栃木県、群馬県、富山県、石川県、福井県、鳥取県、島根県、山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、長野県、滋賀県、岡山県、広島県

●2等地
福島県、北海道、青森県、宮城県、新潟県、岐阜県、京都県、兵庫県、奈良県、大分県、宮崎県、沖縄県、山梨県、香川県

●3等地
茨城県、埼玉県、大阪府、愛媛県、千葉県、東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、和歌山県、徳島県、高知県

1等地が保険料率が低く、3等地が高いということになっています。
この等地区分によって、例えば年間の保険料でいうと1,000万円あたり1等地の富山は10,600円ですが、3等地の東京では32,600円※。(※木造の場合です。)富山は実に、東京の1/3の保険料でいい、ということになります。
また富山、石川、福井と北陸3県はまとまって1等地ですから、広範囲に渡って北陸は地震の起きる可能性が低い地域であると保険会社の方では見ていると言うことができると思います。
「なるほど、やはり富山は地震が起きる可能性は低いんだな、だったら地震保険はいらないかな…」となるのもよく分かるところです。

ですが…
よく見ると今回の大地震が起きた熊本県も同じく1等地でした。

この等地区分は、以前は過去の地震の発生頻度や被害状況から算出された地震の危険度に応じて区分されていましたが、2014年7月に見直しが行われ、今は「確率的地震動予測地図」(地震調査研究推進本部)に基づいて区分が決められているということです。要は、過去の実績ではなく、今後の予測に基づいて決めることになったということです。
ですが、皮肉にも熊本においては予測と反することになってしまった…(それもつい2年前に見直しがされたというのに…)ということが言えるかと思います。

ご参考にして頂ければ幸いです。

暖かい家は高血圧の抑制に

先日のYKKさんからの情報誌に興味深い記事がありました。
それによると、日本人は男性が4割、女性は3割が高血圧であるということです。
血圧が高いと、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす可能性が高くなる。健康と血圧の関係は大きい、と。
血圧と住環境の関係についての研究も進み、家を暖かく保つことができれば血圧を低く抑えることができる…
しいては心筋梗塞や脳梗塞を発症するリスクを減らせると伝えております。

以下よりご覧になれます。
 
(画像クリックでPDFが開きます↑)

鼻がラク!

先週末、県内はとてもいいお天気に恵まれて、各地で桜が満開となって来ましたですね。
当社の横の川べりも満開です。↓


さて、天気が良くて、桜が満開となってくると、花粉症の方にとっては、残念ながら眉をひそめたくなる時期なんだよなぁ…という方も多いのではないでしょうか。
先日開催した、体感ハウス・百塚モデルの体感会へおこし頂いた方の中からは次のようなお話しもありました。
「ここにいると鼻がラクになったようだ」
「片方が詰まっていたのだけど、通ってきたよ」
「そう言えば鼻水が出てこないなぁ」
「他の展示場ではこんな感覚を持ったことはないよ」
お一方ばかりでなく、二組の方からそのようなお話しがありました。
目では見えない空気のきれいさ、敏感な方にはお分かり頂けるのですね。

東京での「涼温換気」勉強会にて

東京のマツミハウジングで、新体感ハウスが完成したということで、これの見学会を兼ねた勉強会が開催されました。

松井会長からは、必須の換気、冷暖房設備(涼温換気)を構造の一部として設計・デザインするというポリシーの明確化が大事である、というお話しがありました。
どんなに優れたデザインで有名な設計の先生であっても、その先生が、換気や冷暖房設備をおそらく「構造の一部」として認識されている方は、ほとんどないのではないでしょうか。
これを「設備」として捉えるところから始まりますと、俄然、優先されるものではない、後回しにされるもの…ということになってしまいそうです。
私たち「いい家」をつくる会メンバーは、ここが大きく異なります。
住む人の住み心地を最優先に考えようとすれば、これが後回しになることは考えられません。
この判断が自然とできる私たちは、しっかりと本の精神が宿っているものと確信しました。

また、住宅においては省エネ、環境ということが、近年避けて通れない重要な課題となって来ています。
そんななか、マツミハウジングの新体感ハウスはあえて「太陽光発電を搭載しない」という選択をしました。それは、他でもない「見た目の環境に配慮した」ということ。
太陽光発電は、見た目的に素敵な視覚環境をつくるか?と問われれば、たしかにそうとは言い難い…。
地域のために、景観を犠牲にしてまで自社の体感ハウスに太陽光発電は搭載しないという選択。

涼温換気と全館空調との違いは何か?
それは、換気経路の逆転である。
生活臭など汚れた空気は発生源からすぐに排出する。
要介護のお年寄りがいらして、その介護臭が他室へ移動せずにその場で排出される。
お孫さんも遊びに来たがる家。

今回の勉強会で得たことを、また展開して参ります。

カレンダー

03 2025/04 05
1 2 3 4
6 7 8 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

プロフィール

HN:北川 剛
HP:北新建工

ブログ内検索

アーカイブ

アクセス解析